もちろんご依頼があればセミナーやワークショップの講師もやりますが、自主開催でのセミナーというのはほとんどやっていません。
セミナーとコンサルティングのちがいを説明すると、不特定多数の人を一同に集めてお話しするのがセミナー、特定のクライアントに定期的に訪問して、いっしょにミーティングをやりながら指導するのがコンサルティング、勉強で言えば「授業」と「家庭教師」のちがいいと思っていただければわかりやすいかもしれません。
なぜ、個別コンサルティングを中心にしているのかというと、わたしがお伝えしている「強いチームをつくるためのマネジメントスキル」は、話を聞いていただいても、持ち帰って自力ですぐにできるものではないからです。
手前味噌になりますが、わたしのセミナーを聞いていただければ、あなたのチームが「なぜ、今までうまくいっていないのか?」が、明確になります。
「どうすれば、うまくいくのか?」も、わかっていただけるはずです。
ならば、あとは簡単ですよね、そう、やればいいだけ。
「庄司のセミナーに行ってよかった」、「霧が晴れた」「この内容を聞けたなら、なんと安い投資だろう」失礼、ちょっと調子に乗りましたが、きっとみなさんそんなふうに思っていただけることでしょう。
ところが、
持ち帰って実際にやろうとしても、これができない!
そんなにむずかしいことじゃあないはずなのに、言われてみれば当たり前のことばかりなのに、うまくいかない、メンバーに伝わらない、それどころか反発されてしまう、いったいなぜなんだ、うちのメンバーではやはり無理なのか、となってしまうのです。
では、なぜ話を聞いただけではできないのか?
庄司はうそをついているのか?いえいえ、そうではありません。
それは、ほとんどの人が「強いチームを見たことがないから」なのです。
見たことがないということは、うまくいっている状態がどういう状態なのかがわからないということなのです。完成図なしでプラモデルをつくっているのと同じことです。
やることはわかったけど、それをやるとどんな現象が起こって、どんな経緯でよくなっていくのか? それがわからないから、うまくいっているのか、いっていないのか、確信が持てず不安になってしまうのです。
だから、せっかく勇んで営業改革に取り組んでも、自力では一か月もすると、あっという間に慣れたいつものやり方に戻ってしまいます。
もちろんセミナーの中で、「チームがうまくいっている状態」について説明はします。
でも、実際に経験したことがないと、いくら口で説明してもわかっていただくのはむずかしいのです。
海を見たことがない人に、海のすばらしさを説明しても伝わるのはぜいぜい数%ぐらいでしょう。百聞は一見にしかずなのです。
だから頭の中に、だめチームが紆余曲折を経て、強いチームに育っていく経緯と、それが完成した姿、つまり完成図を明確に持った人間がしっかり横について進めていくことが必要なのです。
一度、うまくいった状態を経験してしまえば、めったなことでは元には戻りません。
真っ暗だったミーティングが、メンバーから積極的に意見が飛び交うミーティングに変わるのを経験したら、もう絶対に元には戻りたくないですよね。
実際に成功体験をしてはじめて、やっていることの意味を理解することができるのです。
リクルートのように、リーダーの指揮のもと、メンバーがひとつの目標に向かって力を合わせている会社を間近で見る機会に恵まれたことはほんとうに幸運だったと思います。
おかげで、営業がうまくいっていない会社を見れば、だめな原因がすぐにわかるようになりました。
こうしたわたしの経験が、少しでも多くの営業で悩んでいる会社のお役に立てることは、ほんとうにうれしいことです。
まず、わたしの著書やセミナーDVDで、御社の営業がうまくいっていない原因は何なのか、どうすればよくなるのかを理解してください。
わたしの話に納得がいったら、ぜひご相談ください。
約1年間、個別コンサルテイングを受けていただければ、ほとんどの場合、営業チームは見ちがえるように生まれ変わります。
あれっ?いつのまにか宣伝になっちゃった。まあ、たまにはいいか(笑)